食いしばり 首こりの関係が気になっていませんか。
あごの疲れと一緒に、首や肩のこりを感じる方は少なくありません。
食いしばりは、あごだけの問題とは限りません。
姿勢や首肩の緊張、呼吸の浅さが関係する場合があります。
特にデスクワーク中は、無意識に歯を接触させやすくなります。
集中している時ほど、首肩にも力が入りやすいです。
この記事では、食いしばりと首こりの関係を整理します。
自宅でできる対策と、整体院で見るポイントも分けて解説します。
食いしばりと首こりで多いお悩み
食いしばりがある方には、いくつか共通する悩みがあります。
朝起きるとあごが疲れている。
こめかみが張る。
頬まわりがこわばる。
首の付け根が重い。
このような状態で悩む方は多いです。
肩こりを伴う方もいます。
頭が重く感じる方もいます。
ただし、あごの疲れや首こりだけで原因を決めることはできません。
食いしばりには、歯やかみ合わせが関係する場合があります。
ストレスや睡眠中の歯ぎしりが関係することもあります。
一方で、日中の姿勢や首肩の力みも確認したい部分です。
整体院では、歯科的な診断はできません。
しかし、首肩の緊張や姿勢の負担は確認できます。
食いしばり 首こりにつながる主な原因
あごまわりの筋肉が緊張しやすい
食いしばりが続くと、あごを動かす筋肉が緊張しやすくなります。
あごの筋肉は、こめかみや頬にも関係します。
そのため、顔まわりのこわばりを感じる方もいます。
あごまわりの緊張が強いと、首肩にも力が入りやすくなる場合があります。
ただし、あごだけをほぐせばよいわけではありません。
姿勢や生活習慣も一緒に確認することが大切です。
頭が前に出た姿勢
デスクワークでは、画面をのぞき込みやすくなります。
その結果、頭が身体より前に出ます。
頭は重い部位です。
前に出るほど、首や肩の筋肉が働き続けます。
この姿勢では、あごまわりにも力が入りやすくなる方がいます。
食いしばり 首こりで悩む方は、あごだけでなく頭の位置も確認しましょう。
姿勢と日常動作の見直しについては、姿勢と動作のコンディショニングも参考にしてください。
肩甲骨や背中の動きにくさ
背中が丸くなると、頭が前に出やすくなります。
肩も内側へ入りやすくなります。
この姿勢が続くと、首肩の筋肉が休みにくくなります。
肩甲骨の動きも少なくなりやすいです。
肩甲骨とは、背中側にある大きな骨です。
腕や肩の動きに関係します。
肩甲骨が動きにくいと、首肩に負担が集まりやすくなります。
首肩まわりの施術内容は、首・肩の機能回復ケアで紹介しています。
呼吸の浅さ
食いしばりがある方は、身体に力が入りやすいことがあります。
背中が丸くなると、胸が広がりにくくなります。
その結果、呼吸が浅く感じる方もいます。
呼吸が浅い状態では、肩をすくめやすくなります。
首肩の筋肉が休みにくくなるため、首こりにつながる場合があります。
ストレスや集中時の力み
仕事に集中している時、奥歯を噛みしめていませんか。
食いしばりは、強い力だけとは限りません。
上下の歯が軽く触れ続けているだけでも、あごまわりは疲れやすくなります。
日本歯科医師会では、上下の歯が常に触れている状態をTCHと説明しています。
詳しくは、日本歯科医師会「TCH」も参考になります。
悪化しやすい生活習慣
長時間のデスクワーク
長時間のデスクワークでは、首肩に力が入りやすくなります。
画面を見続ける。
腕を前に出したまま作業する。
休憩を取らずに集中する。
このような状態が続くと、首肩の緊張が残りやすくなります。
さらに、集中中に歯を接触させる癖がある方もいます。
まずは、自分の口元の力みに気づくことが大切です。
スマートフォンを下で見る
スマートフォンを下で見ると、首が前に倒れやすくなります。
首の後ろ側に負担がかかります。
あごを引きすぎる姿勢にもなりやすいです。
長時間続けて見るのは避けましょう。
画面を少し高く持つこともおすすめです。
寝る前まで仕事やスマホを見る
寝る前まで画面を見ていると、身体が休む準備に入りにくい方もいます。
緊張が残ったまま寝ると、睡眠中の食いしばりが気になる方もいます。
ただし、睡眠中の状態は自分では判断しにくいです。
朝のあごの疲れが続く場合は、歯科で相談しましょう。
休憩が少ない
休憩が少ないと、首肩の筋肉は休みにくくなります。
あごの力みも気づきにくくなります。
30分から1時間に一度は、姿勢を変えましょう。
口元の力を抜く時間も作ってください。
そのままにした場合に起こり得ること
食いしばりや首こりがあるからといって、必ず悪化するわけではありません。
ただし、同じ負担が続くと、あごや首肩の疲れが長引く場合があります。
朝のあごのだるさが続く方もいます。
首こりが強くなると、肩こりを伴うことがあります。
頭が重く感じる方もいます。
また、口が開けにくい、あごが痛い、音が鳴るなどの症状がある場合は注意が必要です。
日本顎関節学会では、顎関節症の代表的な症状として、あごの痛み、口の開けにくさ、あごを動かした時の音を挙げています。
詳しくは、日本顎関節学会「顎関節症とは」も参考になります。
症状が強い場合は、歯科や口腔外科へ相談しましょう。
自宅でできるセルフケア
1.上下の歯を離す意識を持つ
まずは、上下の歯が触れていないか確認しましょう。
唇は軽く閉じます。
歯と歯は少し離します。
舌は上あごに軽く置きます。
仕事中に気づいたら、口元の力を抜きましょう。
強く意識しすぎると疲れるため、軽く確認する程度で十分です。
2.あごを休ませる
硬いものを噛む時間が長いと、あごに負担がかかる場合があります。
ガムを長時間噛む。
片側だけで噛む。
無理に大きく口を開ける。
このような習慣は見直しましょう。
あごに痛みがある場合は、無理にマッサージしないでください。
3.首の力を抜く運動
- 正面を向きます。
- あごを軽く引きます。
- 首の後ろを長くする意識を持ちます。
- 5秒保ちます。
- ゆっくり力を抜きます。
5回を目安に行いましょう。
痛みやしびれが出る場合は中止してください。
4.肩甲骨を動かす
- 両肩を軽くすくめます。
- 後ろへゆっくり回します。
- 最後に力を抜きます。
5〜10回が目安です。
勢いをつける必要はありません。
セルフケアですべて解決するとは限りません。
あごの痛みや口の開けにくさがある場合は、歯科へ相談してください。
整体院でできるアプローチ
Emoaメディカル整体院では、食いしばりそのものを歯科的に診断することはできません。
ただし、食いしばりと一緒に出やすい首こりや肩こりは確認できます。
姿勢や関節の動きも見ていきます。
まず、お悩みの内容を伺います。
朝のあごの疲れや、仕事中の姿勢も確認します。
その後、次のような点を見ていきます。
- 立った時の頭の位置
- 座った時の姿勢
- 首の動く範囲
- 肩甲骨の動き
- 背中や胸の硬さ
- 呼吸時の肩の力み
- 食いしばりに気づく場面
- デスクワーク中の姿勢
評価した内容をもとに、施術やセルフケアを組み立てます。
理学療法士の視点では、あごだけでなく首肩や姿勢との関係を整理します。
どの姿勢で身体が力みやすいかを確認します。
初回の流れを知りたい方は、初めての方へ|施術の流れもご覧ください。
整体院では、歯科的な検査や診断は行いません。
必要に応じて、歯科や口腔外科への相談もご案内します。
医療機関への相談を検討した方がよいケース
次の症状がある場合は、整体だけで様子を見ないでください。
- あごが強く痛む
- 口が開きにくい
- 口を開けると音が鳴る
- 噛むと痛い
- 歯が欠けた、しみる
- 朝のあごの痛みが続く
- 顔のしびれがある
- 発熱や腫れがある
日本口腔外科学会では、顎関節症では顎の痛みや音、運動異常に加え、首や肩のこりを伴う場合もあると説明しています。
詳しくは、日本口腔外科学会「顎関節の疾患」も参考になります。
あごや歯の症状がある場合は、歯科や口腔外科へ相談しましょう。
まとめ
食いしばり 首こりの関係を見る時は、あごだけに注目しすぎないことが大切です。
食いしばりには、歯科的な要素が関係する場合があります。
一方で、姿勢や首肩の緊張、呼吸の浅さも確認したいポイントです。
デスクワークでは、頭が前に出やすくなります。
集中中に上下の歯が触れていないかも確認しましょう。
自宅では、歯を軽く離す意識がおすすめです。
首や肩甲骨を動かすケアも取り入れてみましょう。
ただし、あごの痛みや口の開けにくさがある場合は歯科への相談が必要です。
Emoaメディカル整体院では、姿勢分析を行います。
理学療法士視点で、首肩や背中、力みやすい姿勢を確認します。
恵比寿を中心に、広尾や渋谷、代官山、白金周辺で整体院をお探しの方もご相談いただけます。
現在の身体の状態を一度確認したい方は、無理のない範囲でご相談ください。